足に出来るタコは体の不調を知らせる為の重要な合図なので、軽視をしてはいけません。
患者さんの中でも痛みが出なければ大丈夫と思っている方も多いのですが、実際はタコが出来るだけでも要注意なのです。
正しい歩き方が出来ていれば、歩く際に足全体に荷重が分散されるのでタコが出来にくいのですが、悪い歩き方をしていると、一点に荷重が集中してしまうのでタコが出来やすくなってしまいます。
タコが出来る場所も非常に重要で、指の付け根に出来ている場合は浮き指により指が浮いてしまっている為に付け根に体重が掛かっているのが原因、指の背に出来ている場合は指の踏ん張りが悪くロック歩行になってしまっている為に靴と指の背が擦れてできてしまうのが原因です。
タコは根本の足の状態を解決しないと、削ってもまたすぐにできてしまうので、根本である足の状態を正して行く形で対策をする事が大切です。
タコができるということは浮き指になっている→浮き指になっているという事は体に負担を掛けているという意識を持ってタコの対策をしましょう。